掛け軸や屏風絵などの修復
創美の杜は日本画の技術と知識、模写の技法を用いて(にほんの美)社会に貢献する活動をされております。
掛け軸を仕立てる表具師は、日本の絵画・書の制作と鑑賞を支えながら、ともに長い歴史を歩んでまいりました。しかし現在、和室や床の間は減少し、日常生活のなかで書画を楽しむ文化も衰退しつつあるように感じられます。
これらの時代の変化は表具師にとって、多様な技術や知識の継承を困難なものとし、同時代の美術への関心を希薄にしてしまっているのも実情です。
また、日本の絵画において数百年のあいだ培われた、掛軸・襖絵という形ならではの技法・表現も過去のものになってしまうとしたら、残念なことに思えます。
このような現状のなかで、創美の杜は立ち上がり、和の伝統文化を守りながら、日本画の技術を活かして神社仏閣により一層の付加価値をもたらすことを目的としております。
ソウメディカルデザインは、和の伝統文化に価値を置き、地域振興につながる活動を支援します。