創美の杜 臼井画伯が曹洞宗の玉龍寺の欄間に龍神と蓮の花を杉板に描き、5月末日納めました。

欄間は採光や通風、装飾などのためのもので、天井と鴨居(かもい)または長押(なげし)との間に、通風や採光のために設けられる開口部材のことを指します。

鴨居や長押と天井の間には隙間ができます。その隙間を壁でふさぐこともできますが、それでは採光や通風がしずらくなります。そこで用いられるようになったのが欄間だそうです。欄間があれば襖などの建具を閉めても採光や通風ができます。

ドイツの建築家ブルーノ・タウトが絶賛したとされる江戸時代に建てられた桂離宮には、「月」「ひょうたん」をモチーフに多彩な種類の欄間があります。

欄間は日本の住宅の特徴的な装飾の一つです。